プーケット①
ここでは、プーケットのサーフシーズンとサーフポイントをご紹介する。
雨季である5月から10月がプーケットのサーフシーズンである。
雨季といっても、1日中雨が降るということはなく、連日の晴天が続くときもある。
乾季の間はフラットだが、6月中旬くらいから波が上がり始める。
サーフィンをすることが可能なのは西側のビーチで、西から南西よりの風が吹けばサイズアップし、腰から胸肩くらいの波はコンスタントにやってくる。
基本的には1日中変化しないオンショアの風波であるが、風が数日強く吹いた後に風がおさまったタイミングを狙うと、コンディションのいい波に出会うということができる。
また、変わり目である10月も狙い目になっている。
入り組んだ海岸線であるため、波の質に大きな差はなくメローなファンウェイブである。
代表的なスポットは以下のとおりである。
・LAYAN BEACH ラヤンビーチ
もともとは沼地であったところが、ビーチ沿いに開発されたことにより、プーケットの中でも指折りの美しいリゾートとなったラグーナ地区である。
高級なホテルが建ち並び、ゴルフ場やスパもあるので、のんびりしたい人にとっては適している。
・PATON BEACH パトンビーチ
プーケットで最も古くからリゾート開発が始まったビーチである。
プーケットの活気を観光のメッカである。
波質としてはカタビーチに劣るが、潮の動く時間帯を中心にサーフィンすることが可能である。
プーケット②
・KALIM BEACH カリムビーチ
パトンから車で5分ほどの距離にある。
底はロックであるため、干潮時はサーフィンをすることが不可能である。
風の影響を受けにくく、きれいにブレイクしロングライドすることが可能な波であるため、初心者にも適している。
・KATA BEACH カタビーチ
プーケットで一番波の期待度・質ともに高いビーチである。
サイズもパトンよりひとまわり大きいことが多い。
サイズアップして波も多いときは、センターからのゲッティングアウトがハードになるため、左側の岩場の方からトライするのがおすすめである。
・KATA NOI BEACH カタノイビーチ
カタビーチの南に位置する湾である。
サイズアップするとローカルサーファーが集まるサーフポイントになっている。
「閑静な南の島のリゾート」を満喫することが可能であるビーチである。
・NAI HARN BEACH ナイハンビーチ
プーケット最南端のサーフポイントである。
・NAITON BEACH ナイトンビーチ
車で10分ほどナイヤンビーチから南に下ったところにあるビーチである。
プーケットの中でも水の透明度は飛び抜けている。
ビーチにもごみがほとんど見当たらず、観光客が訪れないスポットである。