ロングアイアン:ゴルフスイングの基礎と注意点


ロングアイアン①

ゴルフ初心者は、ゴルフスイングを覚えるために、5番か7番で練習する機会が多いので、好きなアイアンは5番アイアンか7番アイアンの人が多い。

しかし、4番アイアンになると、途端にゴルフスイングが難しく感じてしまう人も多い。

4番と5番の間にはシャフトの長さが0.5インチ、シャフトのロフト角で3度の違いがある。

この違いは5番と6番の間にもあるにもかかわらず、4番になるとより難しく感じてしまうのは何故なのだろうか。


<ボールが上がらない理由とクラブの軌道>

ボールが上がらない理由は、クラブの軌道にも原因がある。

アウトサイドインの軌道であればインパクト時にフェースが被ってしまって、ボールは上にあがってくれない。

ミドルアイアンあたりまでは、アウトサイドインの軌道でもそれなりにボールは上がってくれるが、4番以上のロングアイアンではゴルフスイングの軌道が弾道にはっきりと出てしまうのである。

ロフト角の少ないロングアイアンの場合は、インサイドアウトの軌道を心がけるとロフト角以上の弾道が出るはずである。

ロングアイアン②

<肩のラインと右足のかかと>

4番以上のロングアイアンでミスする原因はメンタル面が非常に大きいとされている。

意識しすぎて身体に力が入ってしまい、結果としてスライスやボールが上がらないことにつながってしまう。

力の入ったアドレスの場合には右足に体重をかける人が多いので、両肩のラインが地面と平行にならない。

4番アイアンが苦手であるという人は、鏡に向かって「肩のライン」を確認してみるといいでしょう。

右肩上がりのアドレスは、左足下がりの足場か意識的に低いボールを打ちたい時の構えなので、ボールが上がらないのは当然のことである。

ロフト角の少ない4番アイアンの場合、身体の重心を右サイドに置いて、両肩のラインをやや左上がりにするといい。

また、ボールを払いのけるイメージを持つとロングアイアンに必要なゴルフスイングが習得できると思う。


また、力の入ったゴルフスイングでは右手と右肩、右ひざの動きが早くなってしまって、このようなゴルフスイングではロングアイアンは打ちこなせない。

右サイドの動きを抑えるためには体重を身体の右側に残しておくことが大切なポイントである。

そのためには、インパクト時に右足が浮かないように注意してみましょう。

ダウンスイングからインパクト、フォローにつながるまで右足のかかとを地面から上げずにクラブを振ってください。

関連エントリー