浴衣と下駄・草履のコーディネート①
浴衣を着こなすときに欠かせないアイテムに下駄・草履がある。
ゲタや草履といった履き物類は、浴衣のコーディネイトでかなり重要なポイントになってくる。
<下駄>
浴衣姿で下駄を履き、カランコロンと涼しげな音をたてて歩くのは、夏ならではの光景。
下駄にも形や種類が色々あり、歯の高さも違っている。
もともとは、一本の木をくりぬいて作られていたが、用途や流行に合わせて、足を乗せる「台」の部分に「歯」を差し込んだもの、「歯」の部分がない下駄、なども作られるようになった。
浴衣に下駄を履く場合には、裸足で履くので足が蒸れることがない。
下駄や草履といった和装の履物は、指を引っ掛ける鼻緒の部分の色や、素材、使われている木の種類などでも雰囲気が変わってくる。
浴衣と下駄・草履のコーディネート②
<草履>
浴衣は、カジュアルな着物なので下駄がよく似合うのだが、着物風にコーディネイトしたり、お呼ばれしたときなどにはちょっとカジュアルすぎてしまうこともある。
そういう場合には、草履を合わせてみるとよりフォーマルになるのでおすすめである。
浴衣に草履を合わせると、浴衣姿も少しよそ行きの着物風にコーディネイトすることができる。
草履は、イグサなどの植物を使って作られているもので、下駄と違って歯はない。
着物・浴衣・作務衣などの和装にあわせて愛用している人が多いが、洋服に合わせて気軽に草履を履く人も増えている。
草履を履くときは、下駄と違い足袋を履いてから草履を履くので、鼻緒の色や台の色と足袋の色とのコーディネイトも楽しめる。